ホビー界の最大の瞬間
ホビー界にとって、2024年は楽しく、記録づくめの一年でした。 ゲームで使われたユニフォームや歴史的なホームランボールが、史上最高額を更新しました。 カードショーは引き続き大盛況で、The Nationalが過去最高の来場者数を記録し、新たに登場したインタラクティブなFanatics Festも話題を集めました。 さらに、若手のMLB有望選手たちが活躍し、彼らのカード価格が高騰する熱狂が巻き起こりました。 ファナティクスは未来を見据え、フットボールとバスケットボールカードをコレクターに再登場させました（Topps Chrome FootballとBasketballが帰ってきました！）。
RIPPEDは、2024年のトップ5の瞬間を、順不同でお届けします。
ファナティクスフェストNYC
ランス・フェンスターマンがFanatics EventsのCEOに就任したとき、彼は明確なビジョンを持っていました。 サンディエゴ・コミコンを生み出したフェンステルマンは、カードコレクターやスポーツファンのためにコミコン風のフェスティバルを作り出そうとしました。 ファナティクス・フェストNYCは、8月中旬に3日間にわたるイベントとして実現しました。 この没入感の高いインタラクティブなフェスティバルには、300人以上のアスリートや有名人、7万人以上のファンがマンハッタンのジャヴィッツセンターに集まりました。 フェンステルマンと彼のスタッフが成功させた初のファナティクス・フェストNYCは、Trade Show News Networkによる2024年B2Cショー・オブ・ザ・イヤーに選ばれました。 来年のイベントは、6月13日から15日に再びジャビッツ・センターで開催されることがすでに決まっています。カレンダーをマークして、今すぐチケットを手に入れましょう。
今年7月、クリーブランドで開催されたクリーブランドのナショナルは、コレクターにとって素晴らしい場所でした。 （写真：グレッグ・ベイツ）
ナショナル スポーツ コレクターズ コンベンション（ナショナル）
パンデミックをきっかけに始まった新たなカードブームにより、世界最大のカードショーへの注目がますます高まっています。 2023年にイリノイ州ローズモントで開催された「ザ・ナショナル」は、史上最多の来場者数を記録しました。 しかし、その記録はわずか1年で塗り替えられました。 2024年に新しい運営チームのもとクリーブランドで開催された「ザ・ナショナル」は、50万平方フィート以上の会場面積を誇り、来場者数は再び10万人を超えて史上最高を記録しました。 「ザ・ナショナル」は、コレクターたちにとって欠かせないイベントです。 2025年のイベントは、おなじみのローズモントにあるドナルド・E・スティーブンス・コンベンションセンターで開催されます。 7月30日から8月3日までの開催が予定されています。
1932年のワールドシリーズでベーブ・ルースが「コールショット」を放った際に着用していたユニフォームが、今年の「ザ・ナショナル」でヘリテージオークションのブースに展示されました。 （写真：グレッグ・ベイツ）
ルースの「コールショット」ユニフォーム
ベーブ・ルースはレギュラーシーズンで714本のホームランを打ちました。 しかし、1932年のワールドシリーズ第3戦で放った一打、「コールショット」が彼の最も有名なホームランです。 ニューヨーク・ヤンキースの強打者が本当にホームランを打つと予告したのかどうかは、今でも議論が続いています。スイング前にリグレー・フィールドの外野を指さしている映像が残っているものの、真相は定かではありません。 彼が本当に予告したかどうかに関わらず、これはMLB史上最高の瞬間のひとつとして語り継がれています。 そのヤンキースとシカゴ・カブスとの伝説的な試合でベーブ・ルースが着用したユニフォームは、8月にヘリテージオークションを通じて2,412万ドルで落札されました。 これは、スポーツ記念品のこれまでの記録価格をほぼ倍増させました。 1952年のトップス製ミッキー・マントルのカード（SGC 9.5）は、2022年8月に1,260万ドルで落札されました。 しかし、今回のルースのユニフォームの販売は、今後の記念品やカードの取引において新たな、そして非常に高い基準を打ち立てました。
トップス クローム フットボールとバスケットボールの復活
今年はホビー界の定番であるトップス クローム フットボールとバスケットボールが見事に復活を果たしました。 2023 Topps Composite Football製品には、2015年以来初のChromeカードが搭載されています。 C.J.ストラウドのトップス クローム ルーキーカードや、ヴィンテージのバリー・サンダースが描かれたカードを手にする喜びに勝るものはありません。 バスケットボールでは、2023/24年版がトップスにとって2009-10年版以来初のカードセットとなりました。この2009-10年版には、ステフィン・カリーの初々しいルーキーカードが収録されていました。 もちろん、今年のリリースではルーキースターのヴィクター・ウェンバンヤマが注目の目玉となっています。 サンアントニオ・スパーズのビッグマン、ヴィクター・ウェンバンヤマは、特許取得済みのRCロゴが入ったトップス クロームカードで見事な存在感を放っています。 トップス クローム フットボールとバスケットボールが復活したことは、ホビー界にとって素晴らしいニュースです。
大谷の歴史的な50-50シーズン
大谷翔平が9月19日に50本目のホームランを放ったとき、ロサンゼルス・ドジャースのスラッガーは歴史に名を刻みました。 フロリダ・マーリンズ戦で試合中に50個目の盗塁を記録し、50-50クラブを達成したことで、大谷翔平のホビー界での影響力はさらに大きなものとなりました。 日本人スターの大谷翔平がすでに世界的な人気を誇っていることを考えると、それは信じられないほどの快挙です。 大谷翔平の50-50シーズンを記念したトップスNOW®カードは、653,737枚という販売枚数を記録し、Topps NOW®史上最多のプリント枚数となりました。 オンタリオ出身のアレックス・ハウスゴーが、直筆サイン入りのスーパーフラクターを引き当てました。 50本目のホームランボールはオークションで439万2,000ドルという記録的な価格で落札されました。 これにより、ホームランボールの新たな基準価格が設定されました。
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