2025-26 Topps Chrome Basketballを深掘り
2025-26 Topps Chrome Basketballの発売を控え、RIPPEDはNBAコレクターたちに、新しいチェックリストやブランドの歴史、そしてChromeを追い求める魅力について話を聞いた。
長年のコレクターにとっては新たな始まり。これから始める人にとっては、まさにホビーデビューの絶好のタイミングだ。
RIPPED: なぜTopps Chrome Basketballを集めているのですか?
Jon (通称 Basketball Card Guy/インスタグラム @basketballcardguy): 基本的にはサインカードを追いかけていますが、Chromeならではの魅力はリフラクターやパラレルですね。特にパラレル表現が非常に優れた、プレミアムなプロダクトだと思います。集め方のレイヤーが本当に多くて、そこがたまらないです。

Conor McGrath(コレクター/Collecting on SI ライター): 主な理由は、Topps Chromeが持つノスタルジーと親しみやすさですね。それに、今年のリリースでは狙っているルーキーやレジェンドも何人かいます。
Rich Zubek(コレクター/インスタグラム @zwittlebug_cards):まさに“元祖”です。他と比べられるものは正直ありません。写真、カードデザイン、カードストック――どれを取っても、当時市場に出ていた他の製品より優れていました。そしてTopps Chromeを語る上で、リフラクターを抜きにはできません。あのカードの上で色が踊るように輝く感じは、本当に美しいですよ。

RIPPED: Topps Chrome Basketballを集め始めたのはいつですか?
Basketball Card Guy: 1996年の最初のセットですね。コービー・ブライアントやアレン・アイバーソンのルーキーを含め、全セットを集めました。今振り返ると、当時は“プレミアム版”という概念自体が新しく、店頭に並んだ際にはコレクターの間でかなり反発もあったのを覚えています。最初は買わない人も多く、その結果として流通量が少なくなり、希少性が生まれたんです。
Conor:発売されたまさにそのタイミングです。最初のTopps Chromeが大好きでしたし、史上屈指の強力でクールなルーキークラスの時代と重なっていたのも大きかったですね。
Rich:90年代後半、大学進学でシカゴに引っ越した頃です。MJが復帰の真っ只中で、あの熱狂に巻き込まれないわけがありませんでした。ホビーショップを見つけて、そこからパックを買い始めたんです。
RIPPED: なぜTopps Chrome Basketballはコレクターにとって重要なのでしょうか?
Basketball Card Guy: ホビーに戻ってきた多くのコレクターにとって、Topps Chromeは90年代の誕生当時からの思い出が詰まった存在です。レブロンやステフィン・カリーといったスター選手の、最も価値の高いルーキーカードのいくつかもChromeから生まれました。今なお、未発見のものもある低シリアルのリフラクターや1/1を追い求めている人は多いです。
Conor:おそらく、バスケットボールカードコレクターの一世代が最初に触れたセットのひとつだと思います。中でも1996年のTopps Chromeは、バスケットボールカード史において最も象徴的なセットのひとつで、特にコービーのリフラクター・ルーキーカードは別格ですね。
Rich:Topps Chrome Basketballは、“プレミアムカードとは何か”という現代的な基準を打ち立てました。極端に言えば、光沢のあるプレート加工やクロミウム仕上げを施した現代のカードは、すべてTopps Chromeから生まれたと言ってもいいと思います。

RIPPED: お気に入りのTopps Chrome Basketballカードは何ですか?
Basketball Card Guy:リフラクターのオートグラフが大好きですね。きれいなブルーのサインと、Chromeカード特有のリフラクターの輝きの組み合わせがたまりません。2003年の「Chromographs」のデザインも特に気に入っていて、その中でも/25シリアルのシャキール・オニールは本当に最高の一枚です。
Conor:私はミレニアル世代なので、Topps Chromeには子ども時代に憧れたレジェンドたちの名カードがたくさんあります。デビューセットの“四大ルーキー”――コービー、レイ・アレン、ナッシュ、アイバーソン。そして翌年にはダンカン、その次の年にはさらにお気に入りのダーク、ピアース、ヴィンス・カーターが登場しました。
RIPPED: お気に入りのTopps Chrome Basketballのセットは何ですか?
Rich:2008年のTopps Chromeですね。チーム名をチームカラーで交互に配したあのカードデザインに加え、試合の動きを切り取った素晴らしい写真が本当に気に入っています。間違いなく一番のお気に入りです。
Basketball Card Guy:デザインと写真を重視するタイプなので、僕も2008年が一番ですね。とにかく素晴らしい写真で埋め尽くされたセットでした。
Conor:正直、1996年の最初のセットと言うのは少し悔しいですね。セルティックスファンとしては、ポール・ピアースがいる1998年のセットを推したいところなので。でも、やっぱり元祖セットにはいろいろな意味で敵いません。ルーキークラスは圧巻でしたし、デザインも秀逸。全盛期のブルズ時代のマイケル・ジョーダンが入っているのも大きいです。

RIPPED: 2025-26 Topps Chrome Basketballで、コレクターは何を狙うべきでしょうか?
Conor:自分のお気に入り選手のリフラクターやオートグラフですね。SSP(スーパーショートプリント)の「Helix」や「Fanatical」インサートのビジュアルも気に入っています。Rock Starsへのオマージュを感じさせつつ、新しいルックで、上部にダイカット要素を残しているのがクールです。
Rich:このセットは、30年後には、今の1996年オリジナルセットと同じような評価を受けていると思います。「30年前に今の知識があったら、あのカード全部集めてたのに」と言う人の声、よく聞きますよね。まさに今の2025年版Topps Chrome Basketballが、その状況だと思います。
Basketball Card Guy:ジャージカラーとマッチしたリフラクター、そして自分の心に響くカードすべてですね。選手のユニフォームカラーとリンクしたリフラクターは、見た目や質感をより引き立ててくれるので、昔からずっと狙ってきました。

RIPPED: 2025-26 Topps Chrome Basketballで、狙っているルーキーは誰ですか?
Conor: コン・クニーペルは、プレーを見るほど、そして人となりを知るほど、どんどん好きになっています。なので、現時点では彼が一番の注目ですね。
Rich:このルーキークラス全体がとてもコレクタブルだと思っていますし、インサートごとにルーキーのコンプリートセットを作ろうとするかもしれません。その中でも特に、VJ・エッジコムとディラン・ハーパーの低シリアルのリフラクター・パラレルを引き当てたいですね。この2人には、本当に大きな可能性があると思っています。

RIPPED: フラッグ、ハーパー、ベイリー、クニーペルといった注目株以外で、気になっているルーキーはいますか?
Conor:ライアン・カルクブレンナーは注目している選手のひとりです。得点を量産するタイプではなく、シュート成功率以外で派手なスタッツはありませんが、安定感のあるプレーを見せています。
Basketball Card Guy:セドリック・カワードとVJ・エッジコムに注目しています。強いチームの選手にどうしても注目が集まりがちですが、状況はすぐに変わるものですし、2人ともルーキーとして着実に成長しているのが伝わってきます。
Rich:個人的には、セドリック・カワードはシーズン序盤から素晴らしい才能を見せていると思いますし、ROTY(新人王)争いに名を連ねるべき存在だと思っています。

RIPPED: 今年のチェックリストの中で、特に注目しているインサートはありますか?
Rich:ノスタルジーと現実的な目線の両方で言えば、「Rock Stars」インサートを追うのが楽しみですね。ただ、万に一つの奇跡が起きるなら、ゴールドのロゴマン・レリック、あるいはレリックオートを引けたらどれほどクールか……想像するだけで最高です。
Basketball Card Guy:やっぱりオートグラフ入りですね。「Future Stars」はルーキー狙いの定番になりそうですし、「Stratospheric」「SkyWrite」「Signature Style」も要チェックだと思っています。

RIPPED: 今年のChrome Basketballで、特に楽しみにしているスーパースターは誰ですか?
Conor:CP3のTopps Chromeベースのルーキーカードを持っているのですが、とても美しい一枚なんです。今季がラストシーズンになることを考えると、キャリアの始まりと終わりをChromeカードで飾れるのが嬉しいですね。それに、バードとマジックのカード、ヨキッチ、テイタム、ケイド、ドノバン・ミッチェル、ジェイレン・ブランソンも本当に楽しみです。さらに、ドウェイン・ウェイドとヴィンス・カーターが入っているのも嬉しいですね。ワクワクする選手が本当に多いです。
Rich:ステフィン・カリーとウェンビーですね。実質的に、ライセンス付きTopps製品としては初めてのオートグラフカードになりますし、その特別な位置づけによって、これらのカードは将来、違った意味合いで語られる存在になると思います。

RIPPED: Topps Chrome Basketball、特に2025-26 Topps Chrome Basketballにおいて、デザイン面で心惹かれるポイントはありますか?
Conor:「Rock Stars」へのオマージュですね。ああいった過去デザインの復活がもっと見てみたいです。昔のカードに新鮮さを与えてくれるだけでなく、デザイナーにとっても過去のデザインを新しい視点で再構築できるのが魅力だと思います。
Basketball Card Guy:リフラクターのデザインのバリエーションがとにかく好きですね。ジオメトリック、Xフラクター、ウェーブ、ネガティブなど、パックを開けながら発見していく楽しさがあります。カードをパラパラとめくった瞬間に、あの特別なエフェクトがチラッと見えたとき、「これは来たな」と分かるんです。

RIPPED: Topps Chrome Basketball、そして2025-26 Topps Chrome Basketballをこれから集め始める新しいコレクターに、どんなアドバイスをしますか?
Conor:自分が好きな選手やインサートに絞ることですね。今のトレンドに振り回されすぎないのが大切です。最新のChromeについて言えば、リフラクターに注目して、それぞれの違いを理解することもおすすめします。Topps Chromeを含め、最近のカードには本当に多くの種類のリフラクターがあるので、パックを急いで開けると、素晴らしい一枚を見落としてしまうこともあります。時間をかけて楽しんでください。
Basketball Card Guy:自分が集めたいものを集めることです。心に響く選手を、自分がカッコいいと思うカラーやパラレルで狙ってください。私は「自分が持ちたいカード」を基準に購入しています。時が経つにつれて人気や評価は大きく変わることもありますが、カードの見た目に対する自分の感覚は変わりません。愛せる選手を、飾りたくなるデザインのカードで集めてほしいですね。
Rich:自分が一番楽しめるやり方で、ただし予算は守ることです。開封のワクワク感が好きなら、どのプロダクトにもヒットは入っている、ということを忘れないでください。
FAQs
- 2025-26 Topps Chrome Basketballとは?
- 2025-26 Topps Chrome Basketballは、Chromeテクノロジー、リフラクター・パラレル、オートグラフカードを特徴とするプレミアムなNBAプロダクト。スター選手、レジェンド、そして層の厚いルーキークラスをフィーチャーしており、長年のコレクターから新規層まで幅広く支持されている。
- なぜTopps Chrome Basketballはコレクターにとって重要なのか?
- Topps Chrome Basketballは、コービー・ブライアントやアレン・アイバーソンを擁した1996年の象徴的なデビューセットまで遡る、深い歴史を持っている。多くの現代コレクターはこれらのカードとともに育ち、このブランドは「プレミアムなバスケットボールカードとは何か」という基準を築いてきた。
- 2025-26 Topps Chrome Basketballで注目されているルーキーは?
- 2025-26 Topps Chrome Basketballで注目を集めているルーキーには、クーパー・フラッグ、ディラン・ハーパー、エース・ベイリー、コン・クニーペル、VJ・エッジコム、セドリック・カワード、ライアン・カルクブレンナーなどがいる。非常に層が厚く、コレクタブルなクラスとして評価されている。
- Topps Chrome Basketballをこれから始める人へのアドバイスは?
- 経験豊富なコレクターたちは、本当に好きな選手やデザインを追うこと、リフラクターの種類をしっかり理解すること、開封時に急がず重要なパラレルを見逃さないこと、そして何より“楽しさ”を大切にすることを勧めている。




